山下美千代さんの陶器の絵皿 工場

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かつてはパリ在住で現在はフランクフルトに在住の、パリ → 東京 → フランクフルトで活躍中の絵描きで陶芸家の山下美千代さんの陶器の絵皿です。rr古い童話から題材をとったシリーズのひとつで、こちらはアンデルセンの『おやゆび姫』から、ツバメに乗って南の国を目指すワンシーンが描かれています。意を決したような、どこか勇敢なおやゆび姫の表情と、ツバメの胸の白さが高潔さと希望を表しているようなところが魅力。rrもうずいぶん前のことになりますが、東京の素敵なアンティークハウスで行われた企画展の初日に行って、いくつかあった中からひとつだけ選ぶのは難しくて、悩みに悩んだ末に買ってきたものです。rとにかくツバメが好きなので、このツバメは素晴らしいと思って。rr壁に飾ろうと思って買ったものですが、それにはちょっと技巧がいるし、なかなかそんなことに着手できないままプチプチに包んだまま大事にしまったままでいました。r個展にでも行かない限り山下美千代さんの作品を手に入れることはできないし、こちらはなりレアな作品です。rこれまでとっても大事にしていたので、ほんとうに好きな方のところにいくといいなと思っています*rr サイズ:直径12.5cm 厚さ約8mm 重さ153gr 素材:セラミックrr*「おやゆび姫」のあらすじrチューリップの花から生まれた小さな女の子は、『おやゆび姫』と名付けられ、花の好きなひとに大切に育てられていました。ところがある日、おやゆび姫のあまりのかわいさに息子のお嫁さんにしようとたくらんだヒキガエルによってさらわれてしまいます。悲しくて泣き暮らしているところを見かねた魚たちに助けられ、ようやくヒキガエルの家から逃げ出したものの、こんどは蜂にさらわれ、放りだされたあげく広大な草原を彷徨うことになります。幸い親切な野ねずみのおばさんに助けられて一緒に暮らすことになりましたが、またしてもおやゆび姫に一目惚れしたお金持ちのモグラに求婚されて、いやいや結婚させられることになってしまいます。いよいよモグラとの結婚式が明日に迫ったとき、かつて助けてあげたツバメが助けにやってきて、ツバメに乗って南の国を目指します。たどり着いたそこは、おやゆび姫とおなじ人々が暮らす、まさに花の国、花の妖精の国でした。そこでおやゆび姫は花の妖精の王子さまと出会い、結婚してしあわせに暮らしました。

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