ペン芯が、エボナイトで製作された最後のモデルです。現行のモデルは、プラスチックで製作されているので、現行の146の四分の一程度の価格で手に入る以前の146の方が良いと、人気が上がってきました。ペンに14Ｋと刻印されています。70年代以前は14Cです。 コレクシヨンとして所有しており、使用する時は筆圧を懸けずに使用していますので、私の癖は付いていません。ほぼ未使用に近い状態です。長年に渡って所有していますので、小さな擦り傷や、スレがあります。文字の太さはＭ-中字です。 70年代の146の流通が少なくなった現在、比較的容易に手に入れられる、最高のモンブランマイスターシュテュック146は、80年代の製品です。 万年筆は、使い込んではじめて自分の万年筆となります。 使い込まれた万年筆は、ほとんど市場には出てきません。買って数日経ったら、机の引き出しの中。このような経歴の万年筆がほとんどです。あるいは、スペアーとして保管されていたもの。 万年筆使いにとって、最高の環境です。 新聞のコラムを毎日、書き写す事をお勧めします。例えば、毎日新聞の余禄、朝日新聞の天声人語、等々。２年間位実行すれば、あなた独自の万年筆が出来上がります。最高です。